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魚を上手く食わせて、上手く酔わせるお店たち。


by clubfame

迦陵庵 2

迦陵庵
かりょうあん

迦陵庵 2_c0223251_10455038.jpg「よこわかぶと焼」650円は、漁港の食堂メニューかと見まごう豪快さ。頬肉を突付きつつ嗜む一献は、滋賀県で造られている「浪乃音」1合950円を


迦陵庵 2_c0223251_10554243.jpg「穴子白焼」600円は、伝助アナゴ並の特大サイズ。カウンター席前に並ぶ食材を選んで焼いてもらうこともできる


迦陵庵 2_c0223251_10444650.jpg「焼き牡蠣」500円〜はこの時季のおすすめの一つ。炭火で焼き上げる一部始終を楽しむなら、迷わずカウンター席へ


迦陵庵 2_c0223251_10442616.jpg
京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町528 
遊里香ビル3F
 075・212・7099
 17:00〜翌1:00(L.O.23:30)/水休
【平均予算】6000円
迦陵庵 2_c0223251_10453274.jpg
# by clubfame | 2010-12-23 13:59 | 魚料理

げてげて、うまうま 1

さかな波波
さかななみなみ

隅々まで味わう深海魚の魅力
古より料理のみばを尊重する京都には、げてもん魚、いわゆる下魚は入ってこなかった。しかし今、この魚が美味いことを僕らは知ってしまった。なぜなら海に暮らす魚に、上下関係など存在しないのだから


上とか、下ではなく、ようは美味いか、不味いか

げてげて、うまうま 1_c0223251_1215310.jpg
 ノドグロや甘鯛、キンキといった高級魚がどうも持てはやされる街なかだが、ところがどっこい、板井オーナーは「漁港にこそ美味さがある」と今日も水槽を乗せた軽トラを日本海へと飛ばす。高級魚を仕入れるのは当然だが、漁港にはゲンゲ、ババァ、アカヤガラ…料亭では出ないであろういわゆる下魚も、美味ければ当然仕入れるスタンス。足が早いだけに普段は地元で食される食材だからこそ、軽トラに乗せた水槽がここで活躍する。朝仕入れた食材が夜にはカウンターに。お客の「あれは何?」という質問には「民宿に泊まっておばあちゃんから教えてもらった知識が役立つ」と板井さん。「海では魚に上を下もない」という言葉を、この街なかだからこそ真摯に伝え続ける。




げてげて、うまうま 1_c0223251_12195117.jpg
京都市中京区麩屋町通二条下ル尾張町231
麩屋町二条ビューハイツ1F
 075・211・5073
 17:00~24:00/月休、第1・3日休
【平均予算】5000円




この情報は、月刊京都CF!の2009年3月号時点のものです。
 一気に、雑誌と同じデザインで、詳しく読みたい人はClubFameのホームページでPDFが無料でダウンロード(会員登録後)できます。

# by clubfame | 2010-12-23 13:58 | 魚料理

魚の匠 あさきぬ2

魚の匠 あさきぬ 2
我慢がきかない性格ですから
酒も魚も選びぬきます

 海のない長野県で育った店主・佐藤誓哉さんの料理人人生は、進学を機に関西に出て、市場でバイトを始めたときからスタートした。魚の匠 あさきぬ2_c0223251_1311383.jpg「魚ってこんなに美味しいものだったのか」と開眼し、魚料理を出す同店を2年前にオープン。本誌編集長が言うには「佐藤さんは、我慢のきかない人」だそうで、目の前にいい魚や日本酒があれば、多少高くても仕入れてしまうらしい。魚を使った料理はもちろんだが、お客のもう一つの目当ては日本酒となる。仕入れるのは、蔵元まで足を運んで選んだ銘柄だけ。しかも、お酒を保管するためだけに家を一軒、借りてしまったほどだ。つまり、魚と日本酒に一家言あり。なるほど、日本酒贔屓の貴兄が足しげく通い詰めるわけである。


魚の匠 あさきぬ2_c0223251_1311317.jpg右から、まずは腹ごなしに、サバのきずし、ヒラメの昆布じめ、カキの塩辛を盛りつけた「酒のあて3種盛り」1300円を。「清酒竹鶴16BY」1合800円


魚の匠 あさきぬ2_c0223251_1392382.jpg蒸し鮑」1000円は、肝と白味噌、卵黄をあわせて伸ばした味噌で食すのが、この店のブームなのだそう


魚の匠 あさきぬ2_c0223251_13121665.jpg身は酒蒸しに、皮目は唐揚げにした「ぐじの酒蒸し」900円も、日本酒が欲しくなる一品。「色々な料理を受け止められるのが日本酒の魅力」と佐藤さん



京都市中京区両替町通御池下ル龍池町424-1 
DAIDO御池ビル1F
 075・231・4222
 17:30〜24:00/不定休
【平均予算】4000円
魚の匠 あさきぬ2_c0223251_1394652.jpg
# by clubfame | 2010-12-23 13:58 | 魚料理

げてげて、うまうま 2

さかな波波
さかななみなみ

隅々まで味わう深海魚の魅力

「ばばぁのあら炊き」1人前1800円~
げてげて、うまうま 2_c0223251_1321279.jpg
ババァの持つ旨みを最大限に引き出す調理法があら炊き。白身の淡泊な味わいと軽いゼラチン質を含む独特の食感は、まるでアンコウを食べているよう。骨までしゃぶりながら、深海魚の旨みが染み出た煮付けを堪能したい



京都市中京区麩屋町通二条下ル尾張町231
麩屋町二条ビューハイツ1F
 075・211・5073
 17:00~24:00/月休、第1・3日休
【平均予算】5000円
げてげて、うまうま 2_c0223251_13133117.jpg

# by clubfame | 2010-12-22 13:57 | 魚料理

げてげて、うまうま 3

さかな波波
さかななみなみ

隅々まで味わう深海魚の魅力

「ゲンゲのお吸い物」1000円
げてげて、うまうま 3_c0223251_1125497.jpgゲンゲのほどよい旨みがダシに染み出ており、お酒を飲んだ後にたまらなく欲しくなる味わい。ゼラチン質をズズズ~ッとすすりながら、その淡泊な身を堪能したい。軟らかいものの背骨には注意を。取った方が食べやすい



げてげて、うまうま 3_c0223251_1124151.jpg「一食瞭然」の海老三昧
「エビ3種お造り盛り合わせ」
3人前4800円

海老3兄弟の違いを堪能するならお造りの盛り合わせがおすすめ。オニエビのプリッとした弾力、シマエビの大きさ、ガサエビの甘みは食べれば歴然。食べ終わった殻をカリカリに焼くなど、さらに調理してもらってもいいかも
ゼラチンをズズッ…が新食感



げてげて、うまうま 3_c0223251_1121696.jpg

げてげて、うまうま 3_c0223251_1115553.jpg京都市中京区麩屋町通二条下ル尾張町231
麩屋町二条ビューハイツ1F
 075・211・5073
 17:00~24:00/月休、第1・3日休
【平均予算】5000円


この情報は、月刊京都CF!の2009年3月号時点のものです。
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# by clubfame | 2010-12-22 13:56 | 魚料理